【院生の専攻研究】研究内容はDNA修復と農薬耐性の発生機構の解明
はい、皆様こんばんわ。
ブログ主の黒いりんご(glory820)です。
最近は修論の追い込みで、大量のゲノム取り&PCRの日々です。
修論の最後の項目のデータを出さないといけないので、朝から晩まで辛い実験を行っています。
就職活動をしていたこともあるので、だいぶ修論の進捗が遅れていたので、今月は最後の追い込みですね。
修論の詳細な内容はこのブログではいろいろとあって書けないのですが、DNA修復系と農薬耐性の関係について研究を行っています。
大学で6年間も勉強!ブログ主が大学院で行っていた研究

大学では学会発表も行っていた農薬耐性に関して
私達見るスーパーで見るような農作物には、虫がついていなかったり、虫に食われているものはありません。
それは、当たり前のことですが、農地で農薬を使い、虫の発生を抑えたり、虫を除外しているからになります。
ですが、農薬を使えば、対象の虫を完全に除外できることはありません。
人間でも病原菌に対しての耐性に個々に差があるように、虫にも個々に農薬の耐性が異なります。
さらに、農薬を使用したことで、それがDNAに影響を与えてしまい、突然変異を起こし、農薬耐性を持ってしまったりする個体もいます。
そういう個体種が交配をして増え、以前に使っていた農薬が効かない個体が増えていくと農作物を作る農業関係者や私たちのような需要者にとっては大きな被害になります。
ですので、農薬耐性の発生機構を調べることは、次の農薬の創出に必須の内容になります。
私自身が所属している研究室は分子遺伝学研究室ということで、DNA修復系を研究している研究室になりますので、農薬を使用したことでDNAが突然変異を起こす機構をDNA修復系の分野から解析しています。
ということで、この研究も大詰めになり、実験を行っているわけですが、本日、連日の実験の疲れで、遂に身体に異変が訪れました。。。
いつも通り、ピペットを握ると… 右手に激痛、かなり痛い!!!!
冗談かと思ってもう一度握ると確かに痛い!!!
さらに信じられないので握るとやっぱり痛い…
はい、腱鞘炎ですね。。。。
連日、数百本の試験管相手に細かい腕の動きをしていたので、腱鞘炎になるのもわかる気がしますね。
でも、修論の追い込みでデータを出さないといけないので、右手の痛みに耐えながらもやりましたよ(泣)
まさか、ピペット持ちすぎて腱鞘炎とは思いませんでしたね。。。。
ここに宣言します。修論を提出し終わった後には、絶対ピペット持たない!
