こんにちは、ブログ主の黒いりんご(glory820)です。
今日は少し嗜好を変えて、ブログを更新してみようと思います。
内容的には今の仕事の内容がほとんどになりますけどね。
広告主のサイトに訪れたユーザーを特定し広告を表示するリターゲティング
ふと見たwebサイトの広告がいつも表示されていることがありませんか?
近年ではパソコンに一時的にサイト情報などを保存しておくCookieにより、webサイトに訪れたユーザーを特定し、再度ユーザーが訪れた際に広告を表示することができます。これをリターゲティングと言います。現在ではアドネットワーク広告の配信手法の1つになっています。
webサイトに訪れたユーザーを特定して広告配信が行えることにより、従来の配信方法で配信している広告よりもクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が高くなる傾向にあります。
成果を効果的にあげる配信方法ではありますが、従来の配信方法に比べて、広告主のサイトに訪れるということを条件としているために、対象範囲が狭くなり、広告配信ボリュームを稼ぐことができないとデメリットもあります。
アドネットワーク広告とは
インターネット上に存在するWebサイトやスマートフォンアプリなどの配信先媒体を集めてネットワークを形成し、そのネットワーク上で広告を流す方法です。
配信先媒体には、有名な法人のWebサイトやアプリから個人のブログまで、様々なジャンルの媒体が存在します。
配信先媒体の登録には各アドネットワーク広告の会社の登録画面から申請を行うことができます。
広告配信に関しては、アドネットワークに存在する媒体でのセグメントでの配信となります。
例えば、女性のアクセスが多い媒体に女性アパレルや化粧品の広告を流すと効果的になります。
そのため、広告を配信している広告主や広告代理店はアドネットワークの運用において各広告のジャンルと配信先のジャンルの親和性を注視します。
しかし、あくまでネットワーク上で存在する媒体のユーザーを推測して広告の親和性を考える広告手法となるため、広告の内容と媒体にアクセスするユーザーが異なると広告の効果が低くなる傾向があります。
アドネットワークに関するお金の流れ
アドネットワーク広告を利用している配信先媒体は媒体にのせた広告枠がクリックされると配信先媒体にアドネットワーク業者からの報酬が発生します。
そのため、メディアを運営する人にとっては、媒体に載せた広告枠がユーザーにクリックされるようにどのwebページのどの位置にどのサイズの広告枠の配置するかを考えています。
最近では、従来の埋め込み型のバナー広告だけではなく、スクロールを追跡してくるオーバーレイ広告やポップアップ広告・スプラッシュ全面広告と様々なタイプの広告が存在し、配信先媒体の広告枠の選択肢を広げています。
メディア運営者側からの立場から見るとクリックされれば、報酬が発生しますが、広告主側の立場になるとクリックされた後に成果が発生しなければ、クリックされるのみで支払いが発生してしまい、利益が生まれません。そのため、広告主はアドネットワーク広告を運用する際に、クリックされてから成果に至るまでの効果が高い広告配信先を探す必要があります。