どうも、ブログ主の黒いりんご(glory820)です。
スマホゲームをそこまでしていなかったことで気がつけば、ラスピリもだいぶストーリーが進んでいたので、一気にストーリーを進めています。11章はリーザの故郷であるブラッドレルムでの話になりますが、リーザのドレス姿は可愛いですねw
ここまでのラストピリオドのストーリーは下記の記事から参照ください。
【ラスピリネタバレ注意!】ラストピリオド11章華麗なる魔女の王国のストーリーあらすじまとめ
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ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語- 電撃コミックアンソロジー
ラストピリオド11章 国境の町ベングルトン
アークエンド第8支部のエーリカの執務室に集まれたハル達はスペアレルムの軍侵攻の対策会議を行っていた。
元々はスペアレルムとスカイレルムは第二次グノーシス攻防戦から休戦協定状態であったが、協定を違反してのスペアレルムの攻撃により、ヒューマレルムが幹事国となり、世界連合が発足していた。
ヒューマレルムが幹事国となったことで、ピリオドもスペアレルムとスカイレルムの問題を解決することになり、ハル達はブラッドレルムへの世界連合への加盟の交渉がエーリカから課せられた。
ブラッドレルムのトップである魔女協会との交渉をフィオから指名されたハル達はフィオも元へ向かうことに。
ちょこは一度ノイズに捕まったことでノイズのついての情報を収集を受けることになり、エーリカのアークエンド第8支部元に残ることになった。
ハル達がフィオの元に向かった後、エーリカはカンパネルラからの手紙を見返していた。カンパネルラは自分探しの旅という名目でスカイレルムに向かっていた。
故郷であるブラッドレルムには良い印象を持っていないリーザと一緒にフィオの待つエストリア宮殿へ。
スペアレルムが戦争を始める現場にいたことをエルクから伝えられて知っていたフィオ。フィオはスペアレルムが軍事兵器を購入していたことやラビュリントスを支配下にしたことを把握し、ハル達が各レルムにレベルⅥのスパイラルが存在すること知ったことで、ヒューマレルムだけにはレベルⅥのスパイラルがいないことを伝えます。
六大国はレベルⅥのスパイラルによって保たれていたが、ラビュリントスがスペアレルムに奪われたことで、他の国の協力を得ることがヒューマレルムの生き残る方法となります。
そこのことを王として伝えるフィオに頼もしさを感じるハルですが、対称的に後ろ向きなハルに対してフィオは腕試しと剣を向けます。
フィオとの腕試しが終わったハルはフィオに認められ、ブラッドレルムへの使者として任命されます。ブラッドレルムでは戦争が起きたことで異国人を恐れたことで各国の外交官や大使が追い出されてしまっていました。
そのため、ブラッドレルム出身のリーザがいれば、この協定も話が通りやすくなるという意図がありました。
ブラッドレルムに向かうことになったリーザですが、ブラッドレルムに行くことは何やら事情があり、気が重い様子。
明日にはブラッドレルムに出発しようと準備のために家に戻ろうとするハル達は精霊王に出会います。精霊王は警護のために精霊王と来ていたバウムとラオ(ラオはアニマレルムの英雄である乱神)と一緒にヒューマレルムとの調印のためにエストリア宮殿に来ていました。
精霊王で出会ったことで、ガジェルはフィオから聞いたアニマルレルムにもレベルⅥのスパイラルがいることを問い、精霊王からアニマルレルムにはツリーオブライフが眠っていることを知ります。
精霊王からアニマルレルムが今のままあるためにはツリーオブライフの力が必要であることを伝えられ、ハル達にこの先の巨大な敵に突き進む覚悟があるかを問われたハル達は自分たちの覚悟を伝えるのでした。
ブラッドレルムの国境の門に近づいたハル達、ブラッドレルムに近づくにつれて機嫌が悪くなるリーザでした。
国境の門にいる守衛からリーザが国境近くの街であるベングルトン領主の令嬢であることが明らかになります。
名家のお嬢様であることが明らかになったリーザは、ブラッドレルムの名家の窮屈さを話し、それが嫌になり、ヒューマレルムに来たのでした。
守衛に呼ばれて入国のための迎えに来たメリダは入国許可が下りていないということでハル達の入国を許してくれません。フィオからの親書を見せるガジェルですが、親書を持つリーザのみを通し、移動魔法にて移動してしまいます。残されたハルとガジェルは入国のために、2人で門に向かいます。
入国のために国境の門は2人の力では開くことはできず、戻ってきた守衛に入国のために理由を伝えますが、男性の入国を許していないブラッドレルムの入国を許してもらえません。
ブラッドレルムに入るには特殊な技術を持つものには入国許可証が必要になり、親書もリーザが持って行ってしまったので、ハル達は入国審査を受けることに。しかし、入国審査は数週間。
必要な書類を持ってくるために守衛は立ち去り、残されたハル達の前に放蕩魔女アーりん(アリシア)が現れます。
珍しく男性が入国することに興味を持ったアリシアはブラッドレルムに入るための交換条件として明日の夜にサバトに来るように伝え、国境の門を開けてくれるのでした。
アリシアに案内され、ブラッドレルムに入るハル達。男性ということで警戒されつつもアリシアに案内された宿の前に到着し、明日にサバトで出会う約束を伝えてアリシアは消えてしまいます。
宿に入ろうとしたハル達は魔女協会に向かうリーザとメルダを見つけて後を追います。
魔女協会の中ではダイヤは月刊マジョマジョの下にあった書類を見ておらず、スペアレルムとスカイレルムの戦争については把握していませんでしたが、ルビーとサファイアにより、各地の領主や要人も集まる対策会議が本日にあることを知ります。
ラストピリオド11章 リリスベル家
リーザとメルダを追いかけて魔女協会内部に入ったハル達は諸侯会議の出席者であるアンセムに連れられてヒューマレルムの使者として魔女協会の会議に参加することになります。
ダイヤにより、スペアレルムとスカイレルム対策会議は進む中、憧れのサファイアに出会えたガジェルは興奮が冷め止まない。
アンセムにより、ヒューマレルムからの調印が議題になり、ハル達はリーザが持っていた親書のことを伝えます。リーザからサファイアに渡っていた親書がダイヤに渡りますが、会議の場にはリーザの姿はありませんでした。
フィオからのスペアレルムの監視、同盟国が侵略された際の共同防衛などを把握したダイヤは会議の決をとりますが、リリスベルだけ反対を唱えます。
リリスベルはリーザの母親であり、ヒューマレルムが自分の娘を奪ったと思い、ヒューマレルムに良い印象を持っていませんでした。しかし、今回、リーザが戻ってきたことで、気分が良いリリスベルはリーザを会議の場に呼びます。
そして、リーザは同盟締結を諦めて、親不孝の罪のためにブラッドレルムに残ることを伝え、同盟締結は3日後の会議で方針を決することになりました。
全会一致ではないと同盟締結は締結しないことで、アンセムからリリスベルを説得するように伝えられ、リリスベルはリーザを連れて去り、会議は終わってしまいます。
何も変わらない自分の家に戻ってきたリーザはハルやガジェルに母親にいない間に会えないかと侍女のメリダに伝えますが、メリダからはリリスベル家の名に傷がつかないようにと反対されてしまいます。
同盟締結のために母親を説得するためにメリダを味方つけようとするリーザですが、メリダは仕事なので、リーザの味方にはなれないと伝えるのでした。
アンセムにリーザの家を教えてもらい、リーザの家に着いたハル達。しかし、魔法により3時間歩いて屋敷に向かってもたどり着くことが出来ません。
リリスベルが帰宅し、本日はリーザの帰国祝いの準備が侍女達により進みます。久しぶりの再会にて、かつては姉に夢中で自分の名前も呼んでくれなかった母親が自分のことを気にしていたことに不思議に思います。
家にいない姉のことを聞こうとした瞬間に料理の準備ができてしまい、リーザはリリスベルと食事へ。
その頃、まだハル達はリーザの屋敷に迷い辿り着けずにいました。その時にハル達の前に現れたのは、侍女のメリダ。メリダは休憩時間の業務外ということで、ハル達をこの場から助けてくれます。
リリスベルと食事をするリーザは、母親が溺愛していた姉のこと聞きますが、母親にははぐらかされてしまい、口答えは許さないという家則の罰則として、ヒューマレルムの侯爵のマギウスと縁談を受けることになってしまいます。
そして、姉が縁談を断ったことで、自分の怒りを買い、ひどい罰として廃棄したということを聞き、リーザはリリスベルのことに大人しく従うのでした。
メリダに助けられたハル達はベングルトンの街へ。仕事中ではないプライベートのメリダは雰囲気も全く異なり、驚きつつも、リリスベル家にて働くことの大変さや栄誉を聞きます。
ブラッドレルムでは魔力と血統が重視された階級制度であり、下層階級のメリダはリリスベル家に仕えることで、由諸ある血統である他国の名家の縁談ができるのでした。
そんな世界であるので、結婚とは別に十輝石の歌から男性との恋愛気分を味わってみたいこと、リーザのことを聞きたくてリリスベルの屋敷から連れ出してくれたのでした。
屋敷に戻る時間になるメリダにハルはリリスベルに同盟やリーザを自由にしてもらうことを説得してもらおうとしますが、リーザの姉がいなくなってしまったことで、それは難しく力になれないと伝えるのでした。
ラストピリオド11章 ブロワール大通り
翌日、縁談相手と出会うためにリーザは化粧をされていました。メリダは、用事があることで出かけるリリスベルから、リーザに気づかれないように着いていくことを伝えられます。
リーザは、縁談を受けないと母親の気分も悪くなり、外出もできないと考えていたのです。リーザが縁談相手との待ち合わせに出かけた後にメリダも仕事のために、リーザの後を追います。
リリスベルを説得する良いアイデアが出てこなかったハル達はブロワール通りにいました。そこで、縁談相手の待つ場所に向かうリーザを見かけます。
リーザに声をかけようとするハル達の前にメリダが立ちふさがります。メリダからリーザの縁談の話を聞き、リーザと話すチャンスを得るためにハル達もメリダと一緒にデートの監視をすることに。
縁談相手であるマギウスと出会い、悪い人ではなさそうと思うリーザ。デートはリーザが街を案内することになり、まずはブロワール大通りの喫茶店に向かいます。
楽しそうにしているリーザを見たハル達ですが、縁談相手がマギウスであることに驚くメリダ。マギウスを縁談相手に選んだリリスベルや縁談を受けたマギウスのことを不思議に思うのでした。
喫茶店にてマギウスと会話をするリーザの様子を監視しつつ、ハル達はメリダからリリスベルが霧を使う水の魔法を使う霧の女王であることや、その権力と影響力が絶大であることを聞きます。
初めて会ったにも関わらず、リーザと仲良く話すマギウスに疑問を持つメリダと一緒にハル達は喫茶店を出て魔法道具屋に向かうリーザ達を追いかけます。
マギウスがどんな人物であるかをハル達に伝えつつも違和感を感じるメリダ。
リーザは、魔法道具屋で巨大な魔法を使う際に術者の負担を軽減する依代を買うつもりでした。リーザは今後、強力な魔法である古代魔法を使うような嫌な予感がしていたのです。
魔法道具屋にマギウスがリーザのお気に入りであると法の羊皮紙をプレゼントすることを伝えますが、リーザはそれは姉のお気に入りであったと伝えます。会話の中でマギウスが姉と面識があったのではないかと思い始めます。
マギウスが見つけた壺の中から現れたスパイラルと戦うマギウスですが、マギウスが守りに徹して攻撃をしません。マギウスは無駄な殺生をしないことで、このままスパイラルを誘導して街の外まで逃がそうとします。
マギウスが無駄な殺生をしないのは、かつてヒューマレルムの内戦によって父親を亡くし、元は人間だったスパイラル、もしも、自分の父親が、自分が殺したスパイラルであったら、残酷であるという理由でした。
その理由を聞いたリーザはバインドウォーターを唱えて、安全にスパイラルを街の外に運べるようにしたのでした。
デートを終えたリーザ達を見たハル達はマギウスが良い人だ思いますが、ハルは何か複雑な様子。
予定ではヒューマレルムに帰るはずであったマギウスですが、自分の母親が婚礼場の予約をしてしまったことで、もう少しブラッドレルムに滞在することになったとリーザに伝えます。
リーザは結婚まで早いという思いつつ、マギウスに伝えようとすると、ピシンという音と共に様子が変わってしまいます。様子が変わったリーザは、マギウスとの結婚しようと伝えるのでした。
その様子を見ていたハル達は驚きます。
思いがけずにリーザから結婚しようと伝えられたマギウスは明日にでも式を挙げようと伝えて、去っていきます。自分が何故、結婚しようという言葉を発したのかに疑問を持つリーザでした。
1人になったリーザの前に現れるハルとガジェルとメリダ。リーザに結婚するのかを聞くと、リーザはマギウスに心を奪われたと伝え、明日に結婚することを伝えるのでした。
2人の様子がおかしい事をリーザに問うメリダでしたが、リーザから正式にみんなが望むリリスベル家を継げることになったことが嬉しくないのかと伝えられて否定出来なくなってしまいます。
そして、明日の準備があるためにハル達の前から1人で去ってしまいます。
元々はマギウスがリーザの姉であるアリシアと結婚する予定であったのに今回の縁談の話が進んだことやリーザの様子が時折おかしくなることで、何かがおかしいと感じるハル達。
メリダからアリシアのことを聞いたハルは入国の際に出会った人物がアリシアであったことを思い出します。
しかし、メリダからはアリシアは、リリスベルと何かあったことで家を捨てて、ブラッドレルムにいなく、行方不明になっているので、それはあり得ないと伝えられます。
その言葉で自分たちがあったアリシアは誰であったのか。。と疑問を持つのでした。
そして、自分達があったアリシアが本物であるなら、連れてくることで、リーザとマギウスとの結婚を無しにできないのかを考えて、アリシアに出会うために約束したサバトにメリダに案内されて向かうことになります。
ラストピリオド11章 集会都市サバト
メリダに案内されて暗い森を歩きつつ、国境付近の街であるサバトについたハル達。
サバトは若き魔女が国境を旅して異国の日人々と交流できる祭りでした。ブラッドレルム外からの男性もくるので、ブラッドレルムでは健全ではない場所とされていました。
そんな場所であるので、名家で真面目であったアリシアがサバトにいるとは思えないメリダ。
アリシアを探そうとしたハル達は珍しい男性ということで、リリアという少女に見つかり、サバトのみんなの前で紹介されます。
1人残されたメリダは、リリスベル家のためにはリーザが結婚することが正解であるのに、今の自分が何をやっているのだろうと悩んでいました。
かつてマギウスと何度もデートして楽しそうなアリシアの姿を見ていたメリダは、何故アリシアが失踪してしまったのだろう、そんなことを思い返していました。
ブラッドレルムの恋する乙女達の前で紹介されたハルとガジェルは翻弄されつつ、リリアからアリシアの居場所を聞き、メリダを探しにいきます。
アリシアを探すメリダは明日のリーザの結婚式の準備のために屋敷に戻ろうとした時に、アリシアが姿を現します。目の前に姿を現したアリシアは、やはり、リーザの姉であるアリシアだったのでした。
アリシアとメリダの前に到着したハル達。
アリシアはその場にもいなかったのにも関わらず、リリスベル家の反対で同盟が結べなかったことを言い当てます。
ハル達はリーザがマギウスと結婚するので、この結婚をアリシアに中止してもらおうとしますが、アリシアには無理だと伝えられます。しかし、アリシアは、このリーザの縁談にてメリダが抱いた違和感を言い当てるのでした。
リリスベルの思い描いた通りに物事が進んでいる、これはリリスベル家の呪いであると、アリシアは語り始めます。
かつて、盟主の家に生まれた若き魔女のリリスベルがおり、たくさんの求婚者が国内外から訪れていました。
リリスベルには心に決めた人がいたが、身分の違う異国の旅人ということで結婚は許されない相手でした。
毎日のようにくる求婚者に耐えられなくなり、リリスベルは旅人と駆け落ちを決心します。ブラッドレルムの森を抜けてヒューマレルムへと向かう2人。
もう少しでブラッドレルムの国境を越えられるところで、彼女の母親が差し向けた魔女の集団に取り囲まれてしまい、魔女の攻撃を浴び続けた旅人は変わり果てた姿にされてしまいます。
リリスベルは家に連れ帰されてしまい、元の純粋さはなくなってしまい、家や世間を恨み、自分が受けた苦しみを多くの魔女に与えることを決意したのでした。
リリスベルが死んだ後にも、その絶望は続き、リリスベル家に関わる者を家を嫁ぐという約束を服従させるという呪いとなったのでした。
そして、アリシアが家を出た理由も、この呪いによって自分の気持ちが変わってしまう違和感に自分自身が耐えられなくなってしまったことであると伝えられるのでした。
この話を聞いたハルとガジェルは絶望からの呪いは、スパイラルが原因ではないかと思うのでした。リリスベル家にいるスパイラルは精神に干渉し、強力な催眠術をかけられるスパイラルなのかもしれないと。
このスパイラルを倒すために協力してほしいと伝えるアリシア。このスパイラルを倒すには呪う相手の名前をリリスベルが口にしなければ良いので、リリスベルが興味を持たないハルとガジェルが一番最適だったのです。
全てのことを話し終えたアリシアに、メリダは「どうして、今、ブラッドレルムに戻ってきたのか」と最後の質問をします。
アリシアが戻ってきのは、戦争が始まったことでブラッドレルムが他国と協力しないといけないことで、リリスベル家の問題がネックになると思ったからでした。また、自分が結婚することで、次の呪いの拠り所が自分になるはずだったのに、リーザを代わりにするわけにはいけないという気持ちがあったからでした。
アリシアの言葉を聞いたハルとガジェルはリリスベル家に住むスパイラルを倒すことを決意するのでした。
ラストピリオド11章 マリアージ婚礼場
翌日のリーザの結婚式はブラッドレルムの重鎮など多くの魔女が集まり、街にも多くの張り紙が貼られているなど、盛大に宣伝がされていました。
そんな中、ハル達はリーザの結婚式を阻止するためにマリアージ婚礼場にアリシアと共に向かいます。
結婚式の時間までの間、リーザはメリダにアリシアの行方を聞きます。メリダから結婚式を挙げる時に結婚式を断ったことを聞き、その時に姉の様子がおかしかったこと、この家から逃げなさいと伝えられたことを思い出します。
リリスベルの呪いにより、リーザは結婚式場へ向かいますが、メリダは呪いを解くチャンスがどこかであるはずと思うのでした。
マギウスとの結婚のためにはマリアージ婚礼場でドレスに着替えたリーザ。結婚式までもう少しとなり、リリスベルから自分の言う通りに式を終えれば良いことを伝えられます。
婚礼場の前にたどり着いたハル達はメリダが手を回してくれていることで、式場に入れることになっていました。
スパイラルの催眠で参列者まで自分たちを襲ってくる可能性を考えつつも、時間がないことで式場へ急ぐハル達でした。
式場へついたハル達ですが、守衛に呼び止められてしまい、招待状の確認を迫られてしまいます。招待状がないハル達ですが、メリダが手を回しておいてくれたおかげで無事に式場に入れることになりました。
式場に入ろうとしたハル達ですが、入国の際にハル達と会話をした守衛に入国の手続きをとっていないことがバレてしまいます。
しかし、リリスベル家のアリシアの力で無事に式場に入れたのでした。
結婚式が始まる直前になり、多くの人がリーザの結婚式参列していました。その中にはダイヤやルビー、サファイアなど十輝石の姿もありました。
リーザとマギウスの結婚式が始まり、2人の結婚の宣誓が終わり、近いのキスへ。結婚式が進む中でリーザにはこのままで良かったのかと言う違和感が生じていました。
その時、式場のドアが開き、ハルとガジェルが登場します。
ラストピリオド11章 魔女協会
式場に乱入したハルとガジェルの様子に驚く周囲。そのことに怒るリリスベルですが、サファイアやメリダの言葉で当主としてハルとガジェルに話を聞くことに。
ハルとガジェルから、ピリオドの任務の途中なので結婚式を取りやめてほしいことを伝えられたリリスベルですが、同盟に賛成することにしたと伝えます。
同盟という任務が完了したので、リーザの結婚式には問題がないと、リリスベルに言いくるめられたハル達は、リリスベルの命で2人を捕らえるように伝えたメリダにより、ハル達は式場から出されそうになってしまいます。
ハル達が式場から出されてしまい、式の続きを始めようとするリリスベルの前に姿を現すアリシア。
マギウスの前に現れたアリシアは縁談を断ったことを謝り、縁談を断った理由がリリスベルの呪いであることを伝えます。
アリシアがリリスベルの呪いを知っていたことで、リリスベルはメリダに3人を捕らえるように命令しますが、リリスベルの呪いを知るメリダはリリスベルの命令を拒否します。
アリシアからリーザとの結婚の理由を聞かれたマギウスは、リーザを好きになった理由を答えますが、その内容はアリシアのことでした。アリシアにそのことを伝えられたマギウスは、自分が愛していたのはリーザではなく、アリシアであることを思い出したのでした。
マギウスがアリシアのことを忘れていたのも、リリスベルの呪い。
アリシアによって、リリスベルの呪いがスパイラルの影響であり、リリスベル家にスパイラルがいることが伝えられます。
リーザもハルとガジェルから呪いのせいで結婚をしようとしたと伝えられますが、親不孝をしていたリリスベルのために結婚するという意思がまだ残っていました。
アリシアからピリオドとしてやるべきことがあって、ブラッドレルムに来たのではないかとの言葉で、自分が家を出た理由、アリシアのお願いを考え始めます。
マギウスに結婚を取りやめにしようという言葉に、同意できないリリスベルの怒りにより、リリスベル家に潜むスパイラルが姿を現します。
スパイラルが姿を現したことで、精神干渉型であることを周りに伝えるハルですが、既に周りの人間は十輝石も含めて操られていました。
再び、リーザはスパイラルに操られてしまい、アイスエッジでハル達を攻撃しますが、アリシアをかばってマギウスが傷を負ってしまいます。
ハル達は操られた十輝石との戦いで足止めされてしまいます。また、スパイラルはリリスベルと一緒になっているので、スパイラルを倒せるほどの攻撃だとリリスベルも巻き添えを食ってしまい、打つ手がない状況でした。
スパイラルの洗脳を受けたリーザは精神の中で過去のスパイラルに操られる前のリリスベルのこと、呪いのことを伝えるアリシアのことを思い出していた。
そして、アリシアからリリスベル家を呪いから解き放ってほしいという言葉で、スパイラルの洗脳から目が覚めます。
目が覚めたリーザはアリシアと一緒にアイスフォールを唱え、十輝石を足止めすることに成功します。
リリスベルから離れないスパイラルを離すために、リリスベルから自分に移すことを伝えます。
リリスベルから新しい拠り所である自分にスパイラルが移動する瞬間にスパイラルを浄化する。そのためにリーザはハルとガジェルに力を貸してもらうのでした。
リリスベルからアリシアに移るスパイラルを攻撃するために、空間の時を止める氷の古代魔法ニヴルヘイムティアーズを放ちます。
ニヴルヘイムティアーズによって動きが止まったスパイラルをハルとガジェルが攻撃し、リーザがアイスエッジによってトドメを刺したことで、リリスベル家のスパイラルは浄化されました。
スパイラルを倒したことで、リーザに感謝するアリシア。洗脳させていた十輝石も正気に戻り、長年、洗脳させていたリリスベルも目が覚めます。
目が覚めたリリスベルは、スパイラルが取り憑いてからの記憶が止まっていました。
翌日、魔女協会ではリリスベル家の代表としてアリシアが参加し、ヒューマレルムとの同盟が承認されました。
リリスベル家の家督を継いだアリシアは家のことは任せて、リーザのやるべきことをやりなさいと伝えるのでした。
ブラッドレルムでの任務を達成したハル達はヒューマレルムに戻るのでした。
その頃、どこかの地下牢ではペネトレイトによって捕らえられたカンパネルラの姿がありました。
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