【カンパネルラの正体!】ラストピリオド12章天神地祇の戦いのストーリーあらすじまとめ

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ラストピリオド12章 あらすじ

どうも、ブログ主の黒いりんご(glory820)です。

ブラッドレルムでの11章から、この12章ではスカイレルムでの話となりますが、ブログ主の好きなキャラクターであるカンパネルラがメインとなったストーリーでした。この章は今の所、お気に入りのストーリーとなっています。

ここまでのラストピリオドのストーリーは下記の記事から参照ください。




【ラスピリネタバレ注意!】ラストピリオド12章天神地祇の戦いのストーリーあらすじまとめ

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ラストピリオド12章 スカイレルム国境・大防壁

ラストピリオド12章 あらすじ

スペアレルム北の監獄ニューゲートではモエギがワルキューレとラビュリントスと戦っていた。

苦戦を強いられるモエギは切り札を使うかを迷うが、隙ができた際にワルキューレに一太刀を浴びせることに成功する。しかし、ワルキューレにはモエギの一撃はほぼ効いていない。

その時、ワルキューレを迎えにきた戦艦から、1人の少女が降りてきた。降りてきた少女はスペアレルムの皇帝であるシャスナハ。

シャスナハはモエギにワルキューレとの戦闘の中止を求め、ワルキューレに剣を向けてラビュリントスを連れて飛空挺に戻るように命令します。

「シャスナハは自身と共にスカイレルムに先陣を切るために、ここでモエギと戦っている暇はない。」

そのシャスナハの言葉に耳を貸さないワルキューレですが、シャスナハから大総統の意向である伝えられると飛空挺に戻ることに。

ラビュリントスと一緒に飛空挺に戻ろうとするワルキューレを逃す気は無かったモエギですが、飛空挺全ての砲弾が自身に向いていたことで、モエギはワルキューレに手を出すことは出来なかった。

そして、ワルキューレとラビュリントスを乗せた飛空挺はスカイレルムへ向かってしまいます。

ブラッドレルムから帰還したハル達は任務完了の報告をするためにアークエンド第8支部にいました。同盟はこれでアニマルレルム、ブラッドレルムの三国で結ぶことができました。

戦略に優れ、空海陸の全ての攻撃手段を持つ軍事国のスペアレルムは、三ヵ国で戦っても、勝てるかどうかわからないほどの力を持っていました。

三ヵ国が同盟を結んだことで、スペアレルムが手を出しにくくなるなるが、まだやるべきことはたくさんあるとエーリカから伝えられます。

エーリカの様子がどこかおかしいと思いつつ、アークエンドの宿舎に戻ってきたハルはちょことミウに迎えられます。

いつもは姿を現すカンパネルラいないことに気がつくハル達は、カンパネルラがヒューマレルムではなく、スカイレルムにいることをハル達はちょこから聞くのでした。

カンパネルラを連れ戻すために仕事を終えたエーリカの前に来たハル達。カンパネルラが理由も告げずに手紙を残して、戦地になるスカイレルムに行ったことを改めて伝えます。

カンパネルラを連れ戻そうと1人でスカイレルムに向かおうとするエーリカ。エーリカはカンパネルラを連れ戻すために戦地となるスカイレルムにハル達が一緒に行くことは、ピリオドの仕事ではないためと反対します。

しかし、ハルは1人でスカイレルムに行こうとするエーリカを認めません。ハルはこれまでの旅で1人で全てをなんとか出来るのは無理であり、仲間の力があったからこそ、ここまで来れたことを伝えます。

ハルの言葉を聞いたエーリカはハル達の覚悟を試すために剣を向けます。エーリカの圧倒的な力の前になすすべなく負けて気絶してしまうハル達の前にモエギが姿を現します。

モエギは1人でスカイレルムに行こうとするエーリカを制止し、自分がハル達と同行してスカイレルムへ行くことを伝えます。

ハル達が気絶していることで、ハル達3人が任務で傷ついてばかりなこと、仲間であったジレッドを止められなかったこと、カンパネルラも姿を消してしまったことで、自分が上官として正しい選択ができているのかが、怖いという本音をモエギに話すエーリカでした。

モエギは信じるしかない、信じることが力になると伝えられたエーリカは、自分はアークエンドに残り、ハル達とモエギにカンパネルラを連れ戻すことを託すのでした。

目を覚ましたハル達はモエギがいることに驚きつつも、エーリカからモエギが伝説のピリオドであったこと、エーリカの元上官であったことを伝えられます。

そして、カンパネルラの救出をモエギと一緒に行くことを伝えられるのでした。

旅の準備を終えたハル達はスカイレルムの国境の橋にたどり着きます。

ラストピリオド12章 ガルガンテ浮島

ラストピリオド12章 あらすじ

その頃、カンパネルラはスカイレルムの地下牢獄にフアナと一緒に捕らえられていました。

フアナにお祈りすれば、神様も許してくれると伝えたカンパネルラの前にレイチェルが現れます。

レイチェルは、カンパネルラが「穢れの存在であり、この地下牢が馴染み深い場所」であると伝えます。

その言葉の意味がわからないカンパネルラですが、過去の自分が穢れた存在であり、この場所に幽閉されていたことを思い出します。スカイレルムに来てから、自身の頭の中に時折、現れる過去の描写に疑問を持つカンパネルラでした。

フアナは本来ならば異端として処分をされるところを、時間の猶予を与えられて、お祈りを捧ぐように伝えられました。

そして、スカイレルムを追放されたカンパネルラが何故、スカイレルムに戻ってきたのかを問うのでした。

何故、カンパネルラとフアナが牢獄に捕らえられてしまったのか、それは1日前に遡ります。

ハル達がスカイレルムの国境の橋に辿り着く1日前にカンパネルラはこの場所にいました。

スカイレルムに近付くにつれて、毎日夢に出てくる光景に初めは何なのかがわからなかったカンパネルラでしたが、夢を見るたびに頭から離れなくなっていました。僅かに残る過去の記憶以外は思い出せない、しかし、全ての答えは故郷であるスカイレルムにあると確信していました。

スカイレルムに入国したカンパネルラは、空を飛べる前提で移動が必要なガルガンテ浮島の移動に困っていました。

ガルガンテ浮島の移動を考えていたカンパネルラは、小さな女の子のフアナを見つけます。カンパネルラのことを警戒するフアナでしたが、突如現れたスパイラルを倒したことで、心を開いてくれました。

カンパネルラはフアナが自分とフォールンであることに気がつきます。フアナの「お務めを果たしたら、立派な天使になれる」という言葉を聞いたカンパネルラは、一瞬過去の自分のことを思い出します。

フォールンでありながら、ピリオドになったことで、フアナからは天使様と呼ばれることになったカンパネルラ。

ガルガンテ浮島の移動方法が法執行機関の衛士に手伝ってもらうことを聞きますが、フアナは後宮から抜け出してきたフォールンであるので、衛士を呼ぶと抜け出したことがバレてしまうと法執行機関を呼ぶことができません。

フアナは儀式まで我慢することができず、後宮から抜け出していたのでした。自分の夢がカンパネルラと同じく儀式を終えて立派な天使になったら、ピリオドになることが夢であると伝えます。

カンパネルラは、フアナから儀式のことを聞き、違和感を覚えつつありました。

その時に2人の前に衛士であるレオナルドが現れ、フォールンであるフアナが抜け出したことで逮捕してしまいます。

カンパネルラがレオナルドを説得したことで、フアナはバレないように後宮に戻されることになり、教会都市エデンにカンパネルラは入ることに成功します。

その頃、同時期の飛空挺ワルキューレでは、スカイレルムに総攻撃をかけるために四大軍姫が勢揃いしていました。飛空挺ワルキューレに乗せたラビュリントスは自身でしか制御できないことをに他の四大軍姫に説明するワルキューレ。

スカイレルム侵略のための配置を決める四大軍姫達は、別の飛空挺フロッグに乗るノイズの謎の男を警戒していました。

スカイレルムは初陣となるシャスナハは親衛艦フリッグに乗船していました。

スペアレルムの皇帝は戦争において自身も前線に出る、これは先代全ての皇帝も行ってきたことで前線に出る準備を進めるシャスナハは、大総統に皇帝の権利も奪われたことで、悩んでいました。

そんなシャスナハの前に現れたのは、謎の男。謎の男はシャスナハに父親も同じようであったことを伝えたことで、父親から過去にプレゼントにレガリアを使った剣をもらった時のことを思い出していました。

他の国では真似できない技術を持つスペアレルムでしたが、その技術を戦うことにしか使えていませんでした。他の国にもスペアレルムの高度な技術を伝えたい、戦うことしかできないスペアレルムを技術大国に変えたいというのが、シャスナハの父の夢でした。

その願いを聞いたシャスナハはプレゼントで貰った剣を父親の夢の象徴として使いことを決めたのでした。

しかし、その剣を持って、戦場となるスカイレルムに向かっている自分に葛藤するシャスナハを乗せた飛空挺はスカイレルムの国境を超えたのでした。

ラストピリオド12章 教会都市エデン

ラストピリオド12章 あらすじ

カンパネルラ達を運び終えたレオナルドは同じ衛士であるノミエから、赤い髪の女と出会っていないかを聞かれますが、会っていないと答えるのでした。ノエミはカンパネラのことを探していました。

レオナルドの力で教会都市エデンにたどり着いたカンパネルラは、生まれ故郷が変わらないことを懐かしみます。

フアナがピリオドになりたい理由を聞きつつ、後宮に向かうカンパネルラは、少しずつ、過去の記憶を思い出してきました。しかし、この記憶を思い出すことで昔の自分を見ているような違和感を持ちつつ、ありました。

そんなカンパネルラとフアナの頭上をスペアレルムの多くの飛空挺が通り過ぎたことで、カンパネルラは後宮に急ぐのでした。

ハル達も同じくガルガンテ浮島での移動に苦戦していました。その時、カンパネルラ達と同じく、ハル達の頭上にもスペアレルムの飛空挺が飛び去っていきます。

スカイレルムに入ったスペアレルムはシャスナハの命令により、攻撃を開始します。

スペアレルムの攻撃で、戦闘準備に入る教会都市エデンのレイチェル、オラクル。スペアレルムの艦砲の攻撃は、レイチェル、オラクルの光の防壁により、防がれてしまいます。

光の防壁はスカイレルムの讃える神の力。その光の防壁により、攻撃を防がれたスペアレルムはラビュリントスを投下。ラビュリントスの攻撃は光の防壁でも防ぐことが出来ませんでした。

光の防壁を破られたことで、レイチェルは他のセラフィムを呼び、スペアレルムを迎え撃とうと計画します。神にさらなる祈りを捧げるためにフォールンを大聖堂に集めるようにオラクルに伝えるのでした。

スカイレルムへのスペアレルムの攻撃の様子を見ていたハル達。そのハル達を見つけた謎の男は、器であるちょこを何かと接触させるために、シャスナハに小型艦を出させます。

スペアレルムの小型艦がハル達に近づき、モエギの一撃でスペアレルム兵を気絶させ、艦を奪うことに成功したハル達は、ついにスカイレルムの本国に入ります。

後宮に急ぐカンパネルラは、鐘の音を聞いたことで、幼い時の自分が神の御意志でスカイレルムにいてはいけないことをペネトレイトから伝えられたことを思い出します。

その時、スペアレルムが侵入できないほどのレイチェル、オラクルの光の壁が、スカイレルムの空に広がっていました。空に光る壁を見つつ、カンパネルラは飛空挺の中に何か嫌なものを感じていました。

ラビュリントスがスカイレルムの光の壁を打破したことで、スペアレルムは四大軍姫の乗せた飛空挺が都市に着陸して、侵略を開始。

謎の男はシャスナハにラビュリントスを使って、スカイレルムにいる何かを連れてくるように伝えます。謎の男は器であるちょこと接触させることが狙いでした。そのためだけに、スペアレルムと一緒に行動していました。

謎の男は目的のもの以外には興味がないことをシャスナに伝えますが、シャスナハはスペアレルムが六大国を治める目的に邪魔な謎の男を捕えてしまいます。

スカイレルムに上陸した四大軍姫とスペアレルム兵達は、スカイレルムの戦力であり、象徴であるセラフィムがいなかったことで、優勢に進んでいきます。

しかし、スペアレルム軍の前にセラフィムのアルタイルが姿を現します。

無事に教会都市エデンにたどり着いたハル達、スペアレルム軍が侵略するエデンでカンパネルラを探すために進みます。

後宮にたどり着いたカンパネルラとフアナですが、後宮の内部には他のフォールン誰もいませんでした。

後宮の内部に入ったことで、母親と父親に儀式を受けるために後宮に預けられた時、儀式の日が来ることを待っていたことを思い出します。

2人の前に現れたシスターのアンブローザから教会の令で儀式を行うために宮殿に向かったことを聞きます。また、アンブローザはかつて後宮にカンパネルラが住んでいたことを伝えます。

それを思い出したのは、「大人のフォールンを初めて見たこと」がきっかけでした。フアナも言っていた「大人のフォールンを初めて見たこと」という言葉に疑問を持ちます。

そして、カンパネルラはアンブローザに儀式を受けたフォールンの行方を聞きますが、今、アンブローザも儀式が受けたフォールンが他国にいることがわかったと答えるのでした。

その答えを聞き、スカイレルムを追放されたカンパネルラは、なぜ、スカイレルムを追放されたのか、儀式を終えた後のフォールンの行方を誰も知らないことを疑問に思います。

頭に引っかかるものがありつつも、フアナと共に宮殿に向かいますが、衛士であるノエミから同じ天空人であるにも関わらず、攻撃を受けてしまいます。

カンパネルラを探すためにスカイレルムの攻撃を受けつつ進むハル達はノエミと戦うカンパネルラを遂に見つけます。

突如現れたスパイラルの群をモエギに任せてハル達はカンパネルラの元に向かいます。

ラストピリオド12章 スカイレルム宮殿

ラストピリオド12章 あらすじ

ノエミから逃げて宮殿の地下倉庫にたどり着いたカンパネルラとフアナ。

儀式が受けらるかを心配するフアナを自分の母と父のことを覚えていないフアナに家族の大切さを伝えつつ、カンパネルラは励まします。

何かが近づいてくることを察したカンパネルラはフアナと隠れますが、ノエミに見つかってしまいます。ノミエに追い詰められるカンパネルラは突如現れたペネトレイトに捕まってしまうのでした。

四大軍姫と戦うセラフィムのアルタイルは、スペアレルムの侵攻が予想よりも早かったことで、1人でスペアレルムの侵攻を食い止めていました。しかし、アルタイルの前にはラビュリントスが姿を現します。

セラフィムであるクロエは、レオナルドとフレンと共にスカイレルム民の避難任務についていましたが、アルタイルのいる方角から大きな爆発と共に光を確認するのでした。

光の防壁を破られた攻撃と同じであること確認したクロエ達はアルタイルの元に向かいます。

スカイレルムの街に被害を出さないためにラビュリントスの攻撃を真正面から受けたアルタイルは倒れてしまいます。

ワルキューレは、シャスナハにまだ息のあるアルタイルにとどめを刺すように促します。震える手でシャスナハがアルタイルにトドメを刺そうとした瞬間、モエギが現れます。

モエギによって一命をとりとめたアルタイルの元にクロエ達が集まり、アルタイルの代わりにスペアレルム軍と戦うことに。

ペネトレイトに捕らえられたカンパネルラは地下の牢獄へ。自分の記憶を取り戻すためにスカイレルムに来たことをレイチェルに伝えるカンパネルラ 。

カンパネルラの答えを聞いたレイチェルは「神が一刻の猶予を与えた」と伝えて、去ってしまいます。

フアナと過ごして、カンパネルラは失われていた記憶を思い出しつつありましたが、穢れと呼ばれてスカイレルムを追放された理由だけは思い出すことは出来ませんでした。

そして、牢獄の前に暗部の男が現れてフォールンであるフアナを儀式に連れて行ってしまいます。望んでいた儀式を受けられることになったルフナが去り、喜ばしいはずが、どこか違和感が残るカンパネルラでした。

カンパネルラを追って宮殿に侵入したハル達は、アルタイルの治療のために宮殿に来ていたレオナルドとフレンに出会います。瀕死のアルタイルを治療できないレオナルドとフレンの願いを聞いて、リーザは魔法で治療するのでした。

リーザの治療で目を覚ましたアルテイルにカンパネルラが暗部に追われていたことで、地下の牢獄にいることを聞いたハル達は急ぎます。

1人牢獄にいるカンパネルラは、過去にこの牢獄に入っていた際に誰かに声をかけられたことを思い出しますが、誰がその言葉を言ったのかを思い出すことが出来ません。

鐘の音をきっかけにして、何かが自分の中に流れ込み、儀式の場所で何かがあったこと、ずっと引っかかる悪寒のような違和感が強くなります。

そして、地下の牢獄にハル達が到着して、遂にハル達はカンパネルラと合流できたのでした。

フアナ達フォールンの子供達を儀式の準備に向かわせ、カンパネルラを地下に幽閉したことを神に伝えるレイチェルは、神からカンパネルラを監視するように伝えられます。

その時、レイチェルは、ペネトレイトからカンパネルラが地下牢から脱走したことを報告されて、カンパネルラを抹殺しようとします。

しかし、神から生かして捕らえることを告げられ、ペネトレイトに暗部を率いてスペアレルムの討伐、自身はカンパネルラの捜索に動きます。

1人残ったペネトレイトは、神にカンパネルラが戻ってきたのは神の力であるかを聞きますが、ペネトレイトでは神の声を聞くことが出来ません。

ペネトレイトはスペアレルム軍の討伐のために動こうとした時、光とともに神が姿を現して、ペネトレイトに力を与えるのでした。

ラストピリオド12章 サンシャノフ大聖堂

ラストピリオド12章 あらすじ

四大軍姫と戦っていたクロエですが、1人では苦戦していたことで、スペアレルムと戦っていたモエギは協力を提案します。

モエギはクロエに役割分担を提案し、敵を分断することで戦いを進めますが、そこに現れたのはペネトレイトとスパイラルのような神の使い。

神の使いが現れてから落ち着きのない様子のラビュリントス。

ちょうど儀式の時間が始まったことで、スパイラル軍を殲滅するために、ペネトレイトと神の使いが動き始めます。儀式始まりの鐘の音で捕らえられていた謎の男も飛空挺を降ります。

カンパネルラと合流したハル達はどうしてスカイレルムに来たかを伝えます。そして、スカイレルムに戻ろうと思ったきっかけになった場所の記憶が思い出せず、その場所を思うたびに嫌な予感を感じることを伝えるのでした。

儀式の鐘の音がなり、かつてもこの音で自分が儀式に参加したこと、神と思っていた者の前に立った際に、それが神ではないこととを思い出したカンパネルラ 。

全てのことを思い出したカンパネルラはフアナが危ないと、1人、儀式の場所の大聖堂に走ります。それを追いかけるハル達でした。

フアナを探しすために大聖堂に乗り込んだカンパネルラでしたが、神の命を受けていたレイチェルは何も言わずに、カンパネルラのみを神の間へ通します。

カンパネルラを追おうとしたハル達の前にレイチェルが立ちはだかります。

血の武器を駆使することで、ハル達3人を相手もしても、優勢なレイチェルの前にハル達は苦戦していましたが、そこに謎の男であるインヴァイスが現れて、レイチェルに致命傷を与えます。

インヴァイスがスカイレルムがスパイラルの共存として隷属を選んだこと、神として崇める存在こそが、スカイレルムのレベルⅥの「デミウルゴス」であると伝えるのでした。

インヴァイスからデミウルゴスの存在を伝えられたハル達は、更にレイチェルから最初の天空人がデミウルゴスの影響を受けて生まれたことやスカイレルムの歴史を語ります。

そして、インヴァイスは、神と崇めるデミウルゴスがこの世の魂の輪廻そのものであることを伝え、スカイレルムの民は都合よくデミウルゴスの言葉を受けていていただけだと伝えます。

それを信じないレイチェルに対してインヴァイスは、自分の目でデミウルゴスを確かめてみろと伝え、その言葉を確かめるためにデミウルゴスの行くのでした。

禁忌の子の運命として器であるちょこをレベルⅥに接触させるというインヴァイスの目的を果たすことになりつつも、自分の意思でここまで来たと信じるハルはカンパネルラを助けるために、デミウルゴスの元に急ぐのでした。

ラストピリオド12章 神の間

ラストピリオド12章 あらすじ

ペネトレイトが連れた神の使いの圧倒的な力よってスペアレルムは次第に劣勢になってきます。

劣勢になった軍を見たことで、シャスナハは全軍撤退を命令しますが、ワルキューレが倒れたことで、ラビュリントスの洗脳も解けてしまいます。

カンパネルラは、かつての自分も同じように神の間に呼ばれ、デミウルゴスの前に立ったことを思い出して、フアナのいる神の間に急ぎます。

デミウルゴスの前に立ったフアナは、自分が信じていた神ではないことに気がつき、助けを求めますが、フアナは消えてしまうのでした。

かつてはフアナと同じようにデミウルゴスの前に立ったカンパネルラは、何故か生き残り、生き残ったことで、穢れと呼ばれるようになり、地下の牢獄に幽閉されて追放されたのでした。

全てのことを思い出したカンパネルラ。しかし、同じように儀式に向かったフアナを救うことは出来ませんでした。

カンパネルラとデミウルゴスの前に到着したハル達とレイチェル。レイチェルはデミウルゴスに侵略されているスカイレルムよりも穢れであるカンパネルラの方が重要であるのかを問います。

その問いに対して、デミウルゴスは「天空人は自分と我が子の糧に過ぎない」と答えるのでした。そして、カンパネルラが自分から生まれた半身であることを伝えます。

デミウルゴスが生み出した翼の民である天空人は自分の半身とならずに失敗したことで、デミウルゴスが新たな半身として翼なきフォールンを糧として生んだ存在が、カンパネルラだったのです。

かつて、デミウルゴスの前にカンパネルラは、絶望に落ちて糧として消えてしまう他のフォールンとは異なり、強い生の渇望を持っていたことで、一度死んでデミウルゴスの体を通じて輪廻転成を巡り、転生していたのでした。

翼の民は翼なき者を生み出す糧であり、翼なきものはデミウルゴスの子を生み出す糧であったことをカンパネルラ達に伝えるデミウルゴス。

今まで生まれてきた天空人が、自分を生み出すために生まれてきたという事実に怒りを震わせた瞬間、カンパネルラの背中が光り輝き、デミウルゴスの半身としての力が覚醒するのでした。

力が覚醒したカンパネルラは、これまでのスカイレルムの全てを終わらせるために、デミウルゴスに立ち向かいます。

デミウルゴスの神の使いをようやく倒したモエギは、ラビュリントスとの戦いに。

その瞬間、カンパネルラが力を取り戻した輝きが聖堂から放たれ、デミウルゴスの元に生きていた神の使いも向かってしまいます。そして、ペネトレイトもスペアレルム軍が撤退したことで、撤退してしまいます。

残されたモエギとラビュリントスでしたが、ラビュリントスは地面に穴を開けて姿を消してしまいます。

覚醒したカンパネルラの力でデミウルゴスを倒れ、その様子を見たインヴァイスはこの場から消えてしまいます。

しかし、デミウルゴスと同じ魂である神の使いがハル達の前に現れて襲ってきます。

神の使いを倒したハル達はいなくなったカンパネルラと合流できたことで任務が完了しました。モエギと合流したハルは、モエギからペネトレイトが怪しいことを伝えられるのでした。

その頃、ペネトレイトは倒されたデミウルゴスの元にいました。ペネトレイトは倒された神の使いを起こし、デミウルゴスを復活させるのでした。

デミウルゴスが復活したことで、スカイレルムのセラフィムのクロエとアルタイルは操られてしまい、半身であるカンパネルラもデミウルゴスが復活したことに気がつきます。

デミウルゴスに操られたクロエやアルタイルを先導として天空人は、撤退したスペアレルム軍に追撃を仕掛けるのでした。

天空人が次々と飛び立ち、スペアレルム軍の飛空挺が落ちていく、その様子を見ることだけしかできなかったハル達は戦争が始まるのだと、実感したのでした。

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